2009-03-11から1日間の記事一覧

2 進表現

これは,は,,,で構成できる.ということは,はとで構成できる.つまり, となるような演算子を定義できる.そうするとは,の 2 進表現を逆順にならべたものと, を対応させて構成できる.このときはで構成できる.これをHaskellのコードにすると以下のよ…

タプリング

ととからがもとまるわけである.がわかるので項の値の限界の設定も可能である.しかし,とを独立に計算するのは樹状再帰になって効率が悪い.そこで,Fibonacci数列では定石のタプリングを考える. とする.,はが求まれば求まるわけである.さて, [tex:\be…

Fibonacci数列の性質

でもねというのは7桁の数だからそんなに大きくはない.これがじゃなくて,たとえばだったらどうだろ.フィボナッチ数の定義を とすると,は偶数でかつ という性質がある.いまこれをと置くと フィボナッチ数の小宇宙―フィボナッチ数、リュカ数、黄金分割作者…

問題 2:Fibonacci列偶数値項の和

Fibonacci数列の項はそれに先立つ2つの項を足すことで生成する.1,2 から始めて最初の 10 項は 1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,... である.4,000,000を超えない偶数の値をもつ項の和を求めよ. HaskellだとエレガントにFibonacci数列が定義できてしまう.