2009-01-01から1年間の記事一覧

"Real World Haskell" Jolt賞受賞

http://www.realworldhaskell.org/blog/2009/03/12/we-won-a-jolt-award/Congratulations!読書会を4月より開始予定.Real World Haskell作者: Bryan O'Sullivan,John Goerzen,Don Stewart出版社/メーカー: Oreilly & Associates Inc発売日: 2008/12/05メディ…

2 進表現

これは,は,,,で構成できる.ということは,はとで構成できる.つまり, となるような演算子を定義できる.そうするとは,の 2 進表現を逆順にならべたものと, を対応させて構成できる.このときはで構成できる.これをHaskellのコードにすると以下のよ…

タプリング

ととからがもとまるわけである.がわかるので項の値の限界の設定も可能である.しかし,とを独立に計算するのは樹状再帰になって効率が悪い.そこで,Fibonacci数列では定石のタプリングを考える. とする.,はが求まれば求まるわけである.さて, [tex:\be…

Fibonacci数列の性質

でもねというのは7桁の数だからそんなに大きくはない.これがじゃなくて,たとえばだったらどうだろ.フィボナッチ数の定義を とすると,は偶数でかつ という性質がある.いまこれをと置くと フィボナッチ数の小宇宙―フィボナッチ数、リュカ数、黄金分割作者…

問題 2:Fibonacci列偶数値項の和

Fibonacci数列の項はそれに先立つ2つの項を足すことで生成する.1,2 から始めて最初の 10 項は 1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,... である.4,000,000を超えない偶数の値をもつ項の和を求めよ. HaskellだとエレガントにFibonacci数列が定義できてしまう.

問題 1: リストを使ってはいけない.

10 未満で 3 もしくは 5 の倍数である自然数をすべて列挙すると,3,5,6,9 で,その和は 23 である.1000 未満の 3 もしくは 5 の倍数の和を求めよ. Haskellだと数列を表現するリストやフィルタが簡単に書けてしまうので,以下のようにやってしまいがちな…

ファイル拡張子の変換

zsh

shellの使い方が全然わかってないので自明なものもメモ xxx.euc のように .eucという拡張子のテキストファイル(EUC-JPでエンコードされている)が大量にある エンコーディングをUTF8に変換して,xxx.utf8 というファイルを作りたい. % for i in *.euc for>…

「Haskellによる関数プログラミング」

3月20日(金,祝)に日本UNIXユーザ会の勉強会として開催されます.私が講師としてしゃべります.ご興味,お時間がございましたら是非,参加下さいませ.http://www.jus.or.jp/benkyokai/09-03Haskell.htmlIntroduction To Functional Programming, 2nd Editio…

lazyS

2009-02-28 に開催された Shibuya.lisp Tech Talk #2 にどうしても参加したくて,LTネタとして半日ででっちあげた.Scheme風S式を遅延評価する解釈系です.バリバリ手抜きですのでもちろん実用にはなりません.裏側が知りたいという方がいたので公開しますが…

HaHaHa!はこちらへ

Haskell関連のネタは http://haskell.g.hatena.ne.jp/nobsun/ で書いていたのですが,どちらもときどきしか更新しないので,今後はこちらで書くつもりです.Real World Haskell作者: Bryan O'Sullivan,John Goerzen,Don Stewart出版社/メーカー: Oreilly & A…

xx使い

2008-09-23 - プログラミング日記PHP使い = ぺちぱーというのがツボった。Oracle使い = おらぁーっ!くらーっ!というのはどう?

ウィキペディア革命

ふむふむと読み始めた。議論の進め方がなんというかフランス的(ってどういう意味よ?>儂)。 ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか?作者: ピエールアスリーヌ,フロランスオクリ,ベアトリスロマン=アマ,デルフィーヌスーラ,ピエールグルデン,Pierre…

初詣

新年恒例の初詣。東大寺にでかける。今小路のバス停で下車して、東へすこし歩いて戒壇院の裏手へ。そのまま東へ歩くと大仏殿の北側に出るのだが、歩道がとぎれて歩きにくいので、戒壇院の正面へまわる。東大寺の戒壇院には天平期の四天王の塑像があるのだが…

ラッセルのパラドックス

ラッセルのパラドクス―世界を読み換える哲学 (岩波新書 新赤版 (975))作者: 三浦俊彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/10/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (51件) を見る とろとろと読み始めた。読みやすい。よい本であ…